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シリーズ「日本の名湯を訪ねる」有馬温泉

2017.02.14

日本の温泉地の中でも、日本3古湯に数えられるほど長い歴史を持つ有馬温泉。兵庫県神戸市の渓谷に佇む温泉郷の、旅愁を誘う街並みや旅館をご紹介します。

シリーズ「日本の名湯を訪ねる」有馬温泉

有馬温泉の歴史

有馬温泉は日本の古代の文献にも登場し、6世紀ごろからは天皇も逗留したと伝えられています。その後将軍や高名な僧侶、そして天下人・豊臣秀吉らが何度となく訪れ、日本最高の湯治場として知られていきました。文人たちも創作意欲をかき立てられたのか、和歌や小説にも度々登場します。歴史に想いを馳せながら、古い町家の佇まいが残る「湯本坂」を散策するのも楽しいですよ。

有馬温泉の歴史
有馬温泉の歴史2

有馬温泉のお湯の成分

有馬温泉には大きく分けて「金泉」「銀泉」と呼ばれる2つの湯があります。「金泉」は含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉で、赤茶色をした特徴的な温泉です。殺菌作用が強く保湿効果が高いため、美肌効果が期待できます。「銀泉」は血行を良くする炭酸泉をはじめ、有馬温泉では金泉以外の透明な湯のことを指しています。病気療養に適した多くの成分が混ざっているのが有馬の湯の特徴です。

有馬温泉のお湯の成分

おみやげにしたい、有馬名物

「炭酸煎餅」

おみやげにしたい、有馬名物
有馬温泉のお土産として最も有名な炭酸煎餅。原材料に炭酸泉を使い、バターや卵は使わないヘルシーでやさしい味のお煎餅です。煎餅を手焼きする様子は湯本坂の三津森本舗でも見ることができます。

おみやげにしたい、有馬名物2
【販売店】
●元祖三津森本舗 本店
●078-904-0106
●神戸市北区有馬町809
http://www.tansan.co.jp/
●9:00-18:00
●無休

ありまサイダー「てっぽう水」

おみやげにしたい、有馬名物3
その昔、有馬温泉の炭酸泉をびんに詰めて販売したことが、日本のサイダーの原点と言われています。レトロなパッケージが目印のてっぽう水は、駅前の「吉高屋」の他、有馬の各お店で購入できます。

【販売店】
●吉高屋
●078-904-0154
●神戸市北区有馬町259
http://www.yoshitakaya.com/item/202b/
●9:00-20:00
●水曜(祝日の場合は営業)休み

文豪が愛した有馬の旅館・陶泉 御所坊

文豪が愛した有馬の旅館・陶泉 御所坊
静謐な空気に満ちた、1191年創業の旅館。室町幕府将軍・足利義満や小説家・谷崎潤一郎、吉川英治らが訪れ、文学作品にも登場します。明治時代にフランスから輸入したステンドグラスが見事に古き良き日本との調和を見せるサロンも必見。目先の便利さだけに流されず、趣が大切に受け継がれてきた木造建築の建物で、優雅なひとときを過ごしてはいかがでしょうか。

文豪が愛した有馬の旅館・陶泉 御所坊2
文豪が愛した有馬の旅館・陶泉 御所坊3
●陶泉 御所坊
●078-904-0551
●神戸市北区有馬町358
http://goshoboh.com/
●チェックイン15:00/チェックアウト10:00
●宿泊 25,000円~/泊

※2017年1月6日現在の情報です。詳細は店舗に直接お問い合わせの上おでかけ下さい。

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