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より温泉を楽しむための「温泉マナー講座」

2017.01.13

古来より温泉を愛してきた日本人。7世紀後半に記された「古事記」や「日本書紀」に温泉の記述が残るほど、一つの日本文化として長い歴史を持っています。以前は病気を癒やす「湯治」として温泉地を訪れていましたが、現在は旅行先の定番スポット。日本を観光旅行するなら温泉は外せませんね。温泉浴の心地よさ、リフレッシュ効果を満喫するための、正しい入浴法ガイドです。

より温泉を楽しむための「温泉マナー講座」

Step1 入浴前に身体を洗い、かけ湯しましょう

Step1 入浴前に身体を洗い、かけ湯しましょう
湯船に入る前には、必ず洗い場で全身を洗い、汚れを落としましょう。髪が長い場合は湯に髪が浸からないようまとめておくようにします。
湯船に入る時には、いきなり浸かるのではなく、足や手などの身体の末端から順に頭に向かって「かけ湯」をします。かけ湯には、お湯の温度に身体を慣らすという目的もあります。

Step2 湯船には静かに入り、タオルは湯船に入れません

湯船にドボンと勢いよく入ると、周囲の人に迷惑なだけではなく、急激な温度変化に対応できず身体に負担がかかることになります。心臓から遠いところから静かに入りましょう。
また、湯船にタオルを浸けるのは禁止です。ただし、冷たいタオルを頭に乗せておくと、のぼせを予防する効果があります。温泉描写に欠かせない頭のタオルにもちゃんと意味があるんですよ。

Step3 全身浴で血行促進。お湯が熱くても勝手に水を入れないで

Step3 全身浴で血行促進。お湯が熱くても勝手に水を入れないで
湯船に静かに入ったら、半身から全身へと浸かっていき、手足を伸ばして血行を促しましょう。血行促進とともに期待したいのが泉質による健康増進。温泉にはさまざまな成分があり、泉質による効能を期待して入浴している人がいます。湯温が熱くても水で薄めると成分も薄まることになるので避けましょう。
また、地元の方が通う共同浴場などでは、高い温度の湯に慣れ、その熱さを愛している人もいます。自分勝手に温度を調整するのはNGです。

Step4 使ったものは元に戻し、浴室で体を拭いて脱衣所に

うっすら汗ばむ程度で湯船を出ます。基本は温泉成分を残すために身体は洗い流しません。泉質によっては、洗い流した方がいい場合もあるので、入浴前に確認を。

湯桶や洗い場の椅子など、使ったものはざっと湯で流し、もとにあった位置に戻しましょう。また、洗い場でしっかり身体を拭いてから脱衣所に行き、脱衣所をビチョビチョに濡らさないようにするのもマナーの一つです。

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