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シリーズ「京都天龍寺と早春の嵯峨野を巡る」

2018.03.01

古都・京都の中でもひときわ人気のエリア、嵐山。清流と里山が連なる自然豊かな風景は、古くから都に住む人々の間で人気を集めていました。
そんな嵐山の春は、最寄り駅に降り立ったとたん、桂川の堤防に並ぶ桜と渡月橋の絶景が目に飛び込んできます。

今回は春の嵐山・嵯峨野エリアの中でも、桜の見どころを中心にめぐるサイクリングルートをご紹介します。桜は3月~4月が最盛期。ぜひ旅行の日程を合わせてお出かけ下さい。

シリーズ「京都天龍寺と早春の嵯峨野を巡る」

旅の拠点にするなら「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」

旅の拠点にするなら「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」
散策のスタートは嵐電嵐山駅構内にある「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」から。京都の有名土産物店・飲食店が集まる複合施設で、2018年3月には飛行機のファーストクラスをイメージした新しいコンセプトの宿泊施設「ファーストキャビン京都嵐山」もオープン。京友禅の布を用いたオブジェ「キモノフォレスト」はライトアップも美しく見どころの一つ。

旅の拠点にするなら「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」2
旅の拠点にするなら「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」3
嵐山・嵯峨野の観光スポットは広いエリアに点在しているので、「らんぶらレンタサイクル」で自転車を借りるのがおすすめです。自転車を返しに来たら、そのままお土産探しや駅のホームにある足湯(有料)で一日の散策の疲れも癒すことができるので便利ですよ。

旅の拠点にするなら「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」4

「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」
●075-873-2121(インフォメーション)
●京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-2
http://www.kyotoarashiyama.jp/
●9:00-20:00(12月下旬~3月下旬は10:00-18:00)、2階レストランフロア11:00-20:00 L.O.(12月下旬~3月下旬は11:00-18:00L.O.)
●無休

「らんぶらレンタサイクル」
●9:00-17:00(貸し出しは15:00まで。12月下旬~3月下旬は10:00~)
●無休
●1日1,000円、2時間500円(3段変速付き)

鏡のような水面と桜にみとれる「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」

嵐山駅を出発したら、まずは自転車で15分ほどの大覚寺へ。

鏡のような水面と桜にみとれる「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」 ©旧嵯峨御所 大本山大覚寺

大覚寺は、平安時代初期の天皇・嵯峨天皇が造営した離宮嵯峨院を前身とした門跡寺院(かつては皇族などが住職を務めていた、格式の高い寺院のこと)です。

鏡のような水面と桜にみとれる「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」2 ©旧嵯峨御所 大本山大覚寺

大覚寺の東側に広がる大沢池は、嵯峨天皇が唐(中国)の洞庭湖を模して造ったもので、春は池の周りを一斉に桜が彩ります。水面に映る桜や、ほとりに佇む心経宝塔(しんぎょうほうとう)と桜の競演は大変雅やかな眺めです。

鏡のような水面と桜にみとれる「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」3 ©旧嵯峨御所 大本山大覚寺

「旧嵯峨御所 大本山大覚寺」
●075-871-0071
●京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
https://www.daikakuji.or.jp
●9:00-17:00(受付は16:30まで)
●無休(行事により参拝不可日あり)
●拝観料大人500 円、小中高生300円

美しい庭が有名な世界遺産「天龍寺」

嵯峨野から来た道を戻って、次は天龍寺へ。

美しい庭が有名な世界遺産「天龍寺」 ©大本山 天龍寺

美しい庭が有名な世界遺産「天龍寺」2 ©大本山 天龍寺

上皇(天皇を退いた人の称号)の仮住まいとして建てられた離宮を、足利尊氏(室町幕府の初代将軍)が後醍醐天皇を弔うために創建したのが天龍寺のはじまりと言われています。数多くの名庭を手掛けた夢窓疎石(むそうそせき)が、嵐山の山々を借景して造り上げた雄大な庭園は圧巻です。

美しい庭が有名な世界遺産「天龍寺」3 ©大本山 天龍寺

春の見どころは、その後醍醐天皇をまつる多宝殿を囲むしだれ桜です。また多宝殿西側の「望京の丘」からは、広大な境内に立ち並ぶ堂宇と桜を一望することができます。

「天龍寺」
●075-881-1235
●京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
http://www.tenryuji.com
●8:30-17:30(10月21日~3月20日は~17:00、北門は30分前に閉門)
●無休
※法堂「雲龍図」特別公開は土日祝日と春秋特別公開期間のみ開堂)
●参拝料 庭園500円(諸堂は300円追加、法堂「雲龍図」は別途500円)

ほっと一息つきたい時に「本家桜もち 琴きき茶屋」

お花見の途中、ひと息入れるなら渡月橋の北側のたもとにある、「琴きき茶屋」でどうぞ。

ほっと一息つきたい時に「本家桜もち 琴きき茶屋」
ほっと一息つきたい時に「本家桜もち 琴きき茶屋」2
道明寺餅(もち米を原料とした道明寺粉で作る餅)を桜の葉の塩漬けで包んだ桜もちと、こし餡で包んだ餅の2つが看板商品です。抹茶とセットで食べるのがおすすめです。

「本家桜もち 琴きき茶屋」
●075-861-0184
●京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 1
http://www.kotokikichaya.co.jp/
●10:00-17:00(LO16:30)
●木曜休み(水曜不定休)

ひとあし伸ばしてバラエティ豊かな桜に会いに「車折(くるまざき)神社」へ

もし嵐電に乗って京都市内の宿泊先へ行くなら、途中下車して車折(くるまざき)神社に立ち寄りましょう。

ひとあし伸ばしてバラエティ豊かな桜に会いに「車折(くるまざき)神社」へ
金運アップや縁結びのほか、技芸上達のご利益がある芸能神社が有名な神社ですが、春は約15種類もの桜が境内いっぱいに咲き誇ります。珍しい種類のものも多いので、一つひとつの花をじっくりと眺めてみて下さい。

ひとあし伸ばしてバラエティ豊かな桜に会いに「車折(くるまざき)神社」へ2
早咲きの桜は3月中旬ごろ、遅咲きの桜は4月中旬ごろに花開くので、長い期間満開の桜を楽しむこともできる場所です。

「車折(くるまざき)神社」
●075-861-0039
●京都市右京区嵯峨朝日町23
http://www.kurumazakijinja.or.jp/
●拝観自由

※2018年2月26日現在の情報です。詳細は直接お問い合わせの上おでかけ下さい。

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