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横浜のディープスポット7選

2018.01.30

世界航路の日本の玄関口として栄えてきた横浜。外国人駐留地だったことから異国情緒溢れる街並みや大規模な中華街、美しい公園が揃い、多くの人々で賑わっています。その一方で、どこか懐かしい、ノスタルジックな香りを残す商店街、約500店もの小規模飲食店がひしめく時代から取り残されたような飲食店街も。横浜のディープタウンでショッピング&グルメを楽しんできました。

横浜のディープスポット7選 野毛たべもの横丁のある柳通り

大正時代初期には東京・浅草と並ぶ一大繁華街・伊勢佐木町。(横浜市中区)

大正時代初期には東京・浅草と並ぶ一大繁華街・伊勢佐木町。(横浜市中区)
東京駅からJR東海道線で約30分、羽田空港からも京浜急行で30分足らずの横浜駅からJR根岸線に乗り換えて2駅目が、伊勢佐木町のある関内駅です。伊勢佐木町は、明治時代初期、遊郭跡地を整備してスタートした町で、今も明治創業の老舗が多く残っています。明治44年(1911年)には日本最初の洋画封切館であるオデヲン座が開館し、大正初期には東京・浅草や大阪・千日前と並ぶ大繁華街になりました。

横浜名物・シウマイとそっくりの饅頭「みのや本店」。(横浜市中区)

横浜名物・シウマイとそっくりの饅頭「みのや本店」。(横浜市中区)
関内駅から一年を通していつでも歩行者天国のイセザキモールに入ってすぐ、「みのや本店」は、創業明治43年(1910年)の老舗和菓子店。全日本羊羹大品評会で最高位「全日本賞」を受賞した、神奈川県指定銘菓の「煉羊羹」で有名ですが、最近の人気は、シウマイそっくりの饅頭。姿が中華街を擁する横浜の名物、シウマイに似ているだけではなく、くるみを練り込んだ白あんが上品な甘さで絶品。お土産に喜ばれること間違いなしです。

横浜名物・シウマイとそっくりの饅頭「みのや本店」。(横浜市中区)2 シウマイの形の饅頭

横浜名物・シウマイとそっくりの饅頭「みのや本店」。(横浜市中区)3 練羊羹ほか季節ごとの和菓子も充実した店内

創業昭和8年(1933年)の「グリル桃山」で懐かしの洋食を。(横浜市中区)

創業昭和8年(1933年)の「グリル桃山」で懐かしの洋食を。(横浜市中区)
ランチはイセザキモールのメインストリートを少し入ったところにある老舗洋食店で。長崎の壱岐和牛を使うなど素材にこだわることはもちろん、マヨネーズやタルタルソース、デミグラスソースなどの調味料、手間のかかるソースまでも手作り。どこか懐かしく、でも、どこにもない絶品の洋食が味わえます。

創業昭和8年(1933年)の「グリル桃山」で懐かしの洋食を。(横浜市中区)2 和牛のビーフシチューやシーフード・ドリヤ、和牛100%ハンバーグ、長崎和牛(壱岐牛)のサーロインまたはヒレなどが味わえる

江戸と横浜港を結ぶ交通要所として栄えた野毛。(横浜市中区)

江戸と横浜港を結ぶ交通要所として栄えた野毛。(横浜市中区)
次に訪れたのはJR桜木町駅からすぐの野毛町。ここは江戸時代後期には江戸と横浜港を結ぶ「横浜道」の要所として、第二次世界大戦後は、米軍に接収された伊勢佐木町や関内に隣接し、物資不足の中で「何でも揃う」と評判の闇市の町として栄えてきたという歴史があります。現在は、約500店もの飲食店が軒を連ね、特に横丁や大岡川沿いの飲食店街は、ひと昔前の日本の風情が残るレトロな雰囲気で人気です。

出帆の合図の銅鑼がモチーフの大きな銅鑼焼「もみぢ」。(横浜市中区)

出帆の合図の銅鑼がモチーフの大きな銅鑼焼「もみぢ」。(横浜市中区)
野毛で見つけた横浜名物は、昭和21年創業の「もみぢ」の大きな銅鑼焼。港町横浜らしく、出航の銅鑼をモチーフに、通常のどら焼より大きな大銅鑼焼を開発。神奈川県指定銘菓になっています。こだわりは選りすぐりの上質な原材料。丹波産の大納言小豆を使ったつぶ餡の「金」と白花豆を使った「銀」があり、最高級の小麦粉と卵、蜂蜜を使った生地は、しっとりふわふわです。

出帆の合図の銅鑼がモチーフの大きな銅鑼焼「もみぢ」。(横浜市中区)2 大版の銅鑼焼きは食べ応え十分

出帆の合図の銅鑼がモチーフの大きな銅鑼焼「もみぢ」。(横浜市中区)3 上質なつぶ餡がギッシリ詰まっています

2013年オープンの「野毛たべもの横丁」で立ち食い寿司。(横浜市中区)

2013年オープンの「野毛たべもの横丁」で立ち食い寿司。(横浜市中区)
歴史ある飲食街の中に誕生した新しい横丁には、寿司やホルモン焼き、ビストロなど全7店。すべて業態が異なるので、様々な味わいをはしごで楽しめます。その中で特に人気なのが「立喰寿司 まんぼう」。職人が握る絶品のお寿司がリーズナブルな価格で手軽に食べられます。2階にはVIP席と呼ばれるお座敷もありますよ。

2013年オープンの「野毛たべもの横丁」で立ち食い寿司。(横浜市中区)2

女性ひとりでも入りやすい。都橋マーケットの「コッコ堂」(横浜市中区)。

女性ひとりでも入りやすい。都橋マーケットの「コッコ堂」(横浜市中区)。
女性ひとりでも入りやすい。都橋マーケットの「コッコ堂」(横浜市中区)。2
大岡川に沿ってアーチ状に佇む都橋商店街は、野毛の中でも特にディープな雰囲気。少し前までは女性には近寄りがたい雰囲気でしたが、ここ数年、女性が気軽に立ち寄れる店が増えてきました。その代表が「コッコ堂」です。8人入ればいっぱいになってしまうほどの狭い立ち飲み店ながら、焼き鳥はすべて炭焼き。材料の鶏は、新鮮な山梨の信玄鶏を使っているため、ササミやレバーなどはレアで味わうことができます。店主の実家で手作りする様々な果実のジャムを使ったジャムのサワーが人気です。

女性ひとりでも入りやすい。都橋マーケットの「コッコ堂」(横浜市中区)。3 柿のジャムのサワーとレバー、ササミ、皮、手羽先などの焼き鳥。窓の外は大岡川に映る対岸のネオンがキレイです

「みのや本店」
●045-251-6350
●神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1-3
●10:00-19:30
●不定休
http://www.yokohama-norenkai.jp/minoya/

「グリル桃山」
●045-261-6955
●神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2-9-3
●11:00-14:30、17:00-20:45(LO)
●水曜休み
http://yokohama-norenkai.jp/momoyama/index.htm

「もみぢ」
●045-231-2629
●神奈川県横浜市中区野毛町2-64
●10:00-21:00、日祝は~17:00
●第3水曜休み

「立喰寿司 まんぼう」
●045-315-6106
●横浜市中区野毛町2-74-1
●17:00-24:00
●不定休
http://noge-yokocho.jp/index.html

「コッコ堂」
●非公開
●神奈川県横浜市中区宮川町1-1 都橋マーケット122号室
●18:00-24:00(LO23:00)
●日曜、平日不定休

※2017年12月15日現在の情報です。詳細は施設に直接お問い合わせの上おでかけ下さい。

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