“一生もの”の包丁を手に入れる! 日本の刃物の名店へ

2017.08.30

刀鍛冶の製造技術を汲む日本の包丁は海外でも定評があり、それを求めて日本へ観光旅行に来る方も少なくありません。定期的にメンテナンスすることですぐれた切れ味を発揮し続ける日本の包丁は、各地の名店で販売されており、最近ではオンラインショッピングが可能なところも増えています。刃物の主要産地を中心に、日本全国に点在する刃物の名店をご紹介します。


世界的に知られる刃物産地 ― 岐阜・関

岐阜県関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代。以来、七百余年の歴史と伝統を誇る名刀の産地です。いまでは日本を超え、世界でも有数の刃物の産地として知られるほどの存在に。毎年「刃物まつり」が開催され、軒を連ねる数多の出店に多くの観光客が詰めかけています。

関を代表する老舗「刃物屋 三秀」


刃物の街・関市に店を構える“元祖・刃物直売”が「刃物屋 三秀(はものやさんしゅう)」です。伝統技法を受け継いだ自社製品「関吉秀作」の包丁は、一般家庭用からプロの職人用まで豊富な品揃えで、国内はもとより、海外でも高く評価されています。通信販売は行っていないため、ぜひ店舗で実物を確かめてみたいもの。

「刃物屋 三秀」
●0575-28-5147
●岐阜県関市小瀬950-1
http://www.hamonoyasan.com/
●8:30-17:00
●無休

三条鍛冶の伝統を受け継ぐ――新潟・燕三条

洋食器に金属加工と、実績に事欠かないものづくりの街・新潟県燕三条。実は、岐阜・関や大阪・堺に次ぐ刃物の産地でもあるのです。ここでは、17世紀に農民の副業として始まった金物づくりを起源とする伝統の技術「三条鍛冶」が受け継がれています。その流れを汲む「燕三条ブランド」の包丁は、日本国内だけでなく海外への輸出も盛んです。


プロの料理人に愛される「藤次郎」

燕三条の刃物メーカー「藤次郎(とうじろう)」は、業務用包丁ブランドの最大手。その包丁は多くの料理人の支持を集めています。家庭向け製品もラインアップが充実しており、オンラインショップで購入可能。2017年7月にオープンした「藤次郎オープンファクトリー」は、見学可能な工場とショップを併設した複合施設です。価格は、家庭向け小型三徳包丁3,240円(税込み、オンラインショップ)など。


「藤次郎オープンファクトリー/藤次郎オンラインショップ」
●藤次郎カスタマーセンター
●0256-93-4195
●新潟県燕市吉田東栄町9-5
●藤次郎オープンファクトリー http://www.facebook.com/tojiro.openfactory/
 藤次郎オンラインショップ http://www.tojiro.shop
●10:00-18:00
●不定休(月ごとに営業日とイベント開催予定をWEB上に掲載)

東京で包丁を購入するなら「築地正本」


東京にも刃物の名店があります。包丁専門店「築地正本(つきじまさもと)」は、創業は江戸末期、東京・築地市場での営業は昭和のはじめからという老舗で、料理用包丁において名の通った有名店です。家庭向け包丁も取り揃えており、オンラインショップで注文できます。価格は、家庭向け上鋼製三徳包丁1万1,340円(税込み、オンラインショップ)など。

「築地正本」
●03-3541-8000
●東京都中央区築地4-9-9
●店舗 http://www.tukijimasamoto.co.jp/
 オンラインショップ http://www.tukijimasamoto.co.jp/shop/index.php
●6:00-15:00
●日、築地市場休業日休み

※包丁の価格は、メーカーや種類、材質によって大きく異なります。詳細は各店舗のWEBサイトをご確認ください。

※いずれも2017年8月9日現在の情報です。詳細は施設に直接お問い合わせのうえ、おでかけください。

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