日本の秋祭り その2

2017.08.03

日本には古くから春や秋に神様にお供え物を奉納する文化があります。それは代々受け継がれ、地域の風土を色濃く残した「祭」として今も大切に守られています。特に秋の祭りは日本各地で盛大に行われています。特集第2回は大阪、飛騨高山、長崎の有名観光地で行われる祭りです。ぜひ旅行スケジュールに組み込んでみてはいかがでしょう。

街中を熱気が包む、迫力ある勇壮な祭り「岸和田だんじり祭」(大阪府)


大阪市内と関西国際空港の間にある岸和田は、圧倒的な迫力と男気に溢れ、一度見ると病みつきになる人も多いというだんじり祭で有名です。大屋根(地上約4m)の上で大工方が舞う重さ4tを超えるだんじりが街中を曳行されます。曲り角で、勢いそのままに向きを変える「やりまわし」が大きな見所。


危険と隣り合わせではあるものの、だからこそ、気迫がみなぎる男衆と息を飲む観客との間に一体感が生まれ、圧倒的なアツい空気が生まれるのです。


9月祭礼は9月16日(土)宵宮、17日(日)本宮、10月祭礼は10月7日(土)宵宮、8日(日)本宮。いずれも、宵宮の、朝6時〜の曳き出しにはじまり、本宮の夜間曳行まで、2日間にわたり街中を熱気が包みます。

「岸和田だんじり祭」
●岸和田市役所観光課
●072-423-9486
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/danjiri/

豪華絢爛な屋台が揃う、風雅な祭り「秋の高山祭」(岐阜県)


春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の総称「高山祭」は、日本三大美祭のひとつに称えられる美しい祭りです。秋の高山祭では11台の屋台が日本の原風景が残る飛騨高山の街中に曳き揃えられ、豪華絢爛な姿が披露されます。実はこの屋台、国の重要有形民俗文化財に指定されているとても貴重なもの。


秋の高山祭では、布袋台によるからくり奉納が披露されます。人形を操る綾方の巧妙な技術により、からくり人形は生きているかのように見事に舞い踊ります。


日暮れからは屋台に取り付けられた約100個もの提灯が灯り、幻想的な光景が浮かび上がります。
※写真提供/高山市

「秋の高山祭」
●高山市観光課
●0577-32-3333
●開催日時:10月9日(月) 9:00-21:00頃、10月10日(火) 8:30-16:00頃、雨天中止
http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000024/

躍動感溢れるエキゾチックな祭「長崎くんち」(長崎県)


起源は1634 年江戸時代まで遡るという長崎くんち。独特の文化を育んできた長崎ならではの、勇壮でエキゾチックな演し物が観衆を魅了します。中央公園、諏訪神社、お旅所、八坂神社が踊場となり、その年の担当踊町の演者がそれぞれ自慢の演し物を披露。


今年は本踊や竜宮船、川船、南蛮船、御座船など豪華絢爛、迫力満点の演し物が揃います。


各踊場での観覧は有料ですが、10月3日の夕刻からの「庭見せ」、10月4日の「人数揃い」、本場所の空き時間に市内官公庁などを回って演し物を披露する「庭先回り」など、期間中は無料で楽しめるイベントもたくさん。


異国文化と日本の文化が融合した独特の祭を通して、長崎の歴史に触れてみませんか?
※写真提供/長崎伝統芸能振興会

「長崎くんち」
●長崎伝統芸能振興会(長崎商工会議所内)
●095-822-0111
●開催日時:10月7~9日 ※踊場により時間は異なる
http://nagasaki-kunchi.com

※2017年7月12日現在の情報です。詳細は施設に直接お問い合わせの上おでかけ下さい。

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